M-Designの独り言  (宝塚、エムデザイン一級建築士事務所のブログ)

宝塚の建築設計事務所 所長の日々考えること、感じたことを綴ったブログです

金融危機は納まっていなかった

((ロイター)LIBOR1カ月物は6日、0.29706%まで上昇し、2009年7月初旬以来の高水準となった。同金利は4月末に0.28000%、3月中旬には0.2300%だった。市場実勢は、LIBORより高水準で、フォワード・レートから換算した金利に近いとの指摘がある。

 ドル短期金利の上昇は、一度は終息したと思われた金融危機の再燃との見方があると同時に、リーマンショック後の金融危機が実際には終息していなかったとの見方も広がっている。最近のドル短期金利の上昇は「不良資産償却の遅延など何らかの理由でドルが足りない金融機関が存在する証」(欧州銀)との意見も聞かれる。

 ドル短期金利の上昇に伴い、円を調達してドルで運用する円キャリー・トレードは巻き戻されている。)

LIBORが高止まりしたのは、あのリーマンショック前。
同じ状況が始まっている、銀行は手持ちドルを離さず、市場のドルが不足。リーマンは一銀行だったけれど、今回は国単位、もっと衝撃が強い。次に続くのはポルトガル、スペイン。