200年住宅

各世代ごとに空間のチャートを作成してみた。2人の1カップルが生活し子供をつくり、子供が成長し、親を引き取り、子供が育ち、親を見取り、子供が巣立つ。そしてもとの2人になる。約35年程度の周期だ。やがて一人になり、息子に家を渡す。そして自分がなくなりやがてはじめのポイントにもどり息子の世代となる。それまでに最初から50年。200年住宅というがはたしてこのサイクルで4世代住んでいけるのだろうか？

50年のシュミレーションはできた。最初は50㎡でよいのだろう。構成員が増える時期に増築を考える。資金調達との関係を考えてあげるのがいいのだろう。最終は120㎡までの家になる。

大断面集成材のメインストラクチャーを使って、ベイシカルユニットを創る。いつの時代も吹く抜けの空間と、木の香り、質感が感じられる家。子供や老人、弱者に優しい家。