金環日食が近づいてきました。21日朝7時ごろから7時半くらいまでのようです。
iphoneに金環12というアプリがあって、それをインストールして太陽の軌道と
日食が起こる位置を空の位置で確認しました。
晴れるといいのだけれど。
昨日、FBで東京の空の話が出ました。その時に智恵子抄を思い出しました。
智恵子は東京に空が無いといふ。
ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間(あいだ)に在るのは、切っても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしはうすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に毎日出ている青い空が
智恵子のほんとうの空だといふ。
あどけない空の話である。
一昨日、福井の丸和さんと久しぶりに大阪のヒルトンでお会いしました。
丸和さんは玉紙という撥水性があり、吸湿性がある和紙を商品化されており
この和紙の上に伊勢型紙の文様を転写した壁紙を以前から開発して
動いているのだけれど、今後の展開についていろいろとお話することができました。
シンガポールで知り合ったタイ人に、タイの建築家で、バナキュラーなアジアの
建築要素となる建築素材を扱っている人を紹介してもらったのだけど、彼に
この型紙和紙を紹介したところ非常に乗り気であった。丸和さんにこの話をし、
タイの生産コストやタイ自身がもつ様々な文様への対応など今後の展開が
面白い話になってきました。グローバルにいろいろな展開が生まれれば面白いなあ
と思います。
型紙といえば、型紙パネルで、今計画中の案にもこれを使おうかと思っていて、駐車場の
前のゲートをこれで製作することで、駐車場の前のスペースが常に型紙の文様の影と光が
展開する場所になってある情景が生まれてくるのではないかと思っています。



そう、100年ももつ建築を求めるなら、自分のデザイン力だけでそれを実現しようと
するなんておこがましい話であり、僕としては、数百年も続く美しい絵柄がそれを
助けてくれるのではないかと思っています。