宝塚マンション改装（続）

あらためて、場所はどこかといえば、宝塚花の道から奥に進んで、手塚治記念館を通りすぎた
武庫川沿いに建つ、マンション。エントランス周りは改装がなされています。

写真高層マンションの右手の低いマンション

現場は遅れ気味ですが、動いています。


キッチンは何とか据えつけましたが、レンジフードとガスレンジ、背面収納扉関係がまだです。
据付家具、扉が未施工。写真ガラスブロック左側がベットエリアです。高さ１ｍほどのヘッドボードの家具がきて
リビングエリアと緩やかに分節されます。
キッチンの混合水洗は、三菱レーヨンクリンスイとグローエが共同開発したもので、
向かって左を廻すと浄水、右が混合栓となっています。浄水タンクはキッチン内に収納されています。
蛇口先端にシャワーノズルが内臓されており、蛇腹で引き出すことができます。
なかなかすっきり納まるので、最近はこれを良く使います。

床はナラの無垢材にオスモカラーを塗っています。このナラ材少し節が多めですが、私としては
節が全くない材より、少しあったほうが、木として面白いかなと思っています。

最近のマンションのフローリングは、ＵＶ塗装というカンカンに硬い塗装がしてあり（傷つかないよう）
しかも、薄い薄い木（０．６ｍｍ）が貼ってあるだけなので、非常に無機質で、木の床という
感じではありません。
ここでは１５ｍｍの無垢材を貼り、自然塗料であるオスモカラーで塗装してあります。

壁は珪藻土の白色のもの。
さすがに自ら塗装と違って、職人が塗ると綺麗です。

昔からある、南向きに2室取った、狭い狭い間取りのプランから、天井高をなるべく上げ
広いリビング＋キッチン＋ベッドエリアが一体となったプランニングという設計意図は徐々にできつつあると思います。