M-Designの独り言  (宝塚、エムデザイン一級建築士事務所のブログ)

宝塚の建築設計事務所 所長の日々考えること、感じたことを綴ったブログです

リーマンのこと

いよいよ破綻かもしれない。
3日前からFRB、金融省のポールソン、大手銀行、証券会社などのトップがミーテングをおこなっている。
明日のアジアの市場が開くまでにリーマンをどうするのかを協議している。もう3日目に入る。
日本に緊迫感が無いのが不思議なくらいだ。

HSBC,BA,Barclay(英)は政府の資本注入がないと買収には応じないといっている、リーマンのもつデリバティブが巨大すぎて、また資本に対して発生している、あるいはするだろう損益が巨大すぎるのだ。

いまBloombergを読むと破産弁護事務所とミーテングを始めたとある。
日本のように民事再生を申請し、経営者の退陣、株価を0にして
負債を無くし、優良なたとえば資産運用部門などを核に再生する方法を模索するかもしれない。この場合破綻なので一種のクライシスだ。Bloombergによるとロシア危機のようなクラッシュの可能性があると言っている。

AIG生命は世界一の生命保険会社であったが、先日来の株価の暴落で資本不足に陥っている、SPも3ランクレーデングを下げるといっている。社債は現状の10ランク下で取引されている。
ワシントンミューチュアルは米の最大手の貯蓄銀行であるが株価は1ドルに近づきつつある。
この2社が次のリーマンだ。

ポールソンがリーマンに資金注入しないのはモラルハザード、税金を私的企業に注入することの問題点を認識しているからであろう。
FRBももう資金がないのだ。きりがないのだろう。

ブラックマンデーがおこるかもしれない。。。