村野藤吾氏
難波の新歌舞伎座が、解体されるようです。阿倍野の近鉄も、超高層ガラスカーテンウオールの建物が
建っておりました。何とも味気ない建物でした。
なにわ塾が出版した、建築をつくる者の心、村野藤吾氏がインタビューに答えたもの、を読み返しました。
建築をつくるものは、謙虚でなければならない。
90%は施主の意見を聞き、10%で自分のものを作り込む。
建築を作る環境が、直線的になりつつあり、円で囲むものでなくなりつつある。直線的とは建築家でなくとも
カタログ、情報さえあれば構築していけるそういうものを指す。
ものの本質を学んで、捉まえることが大切。
などなど、、1980年のインタビューだけれど、基本の姿勢は変わらないはずだ。
学び続けて行くことの大切さを再認識した。