M-Designの独り言  (宝塚、エムデザイン一級建築士事務所のブログ)

宝塚の建築設計事務所 所長の日々考えること、感じたことを綴ったブログです

住宅金利

(NIKKEINET)日銀が5日決定した実質ゼロ金利政策などの金融緩和策は、長期金利の低下などを通じて、家計にも住宅ローンの負担軽減などの効果が見込める。だが、預金金利も低下する見通しのため、既に「スズメの涙」の金利収入はますます減りそうだ
 長期金利と連動する住宅ローン金利の低下も見込める。住宅ローン金利が下がれば、住宅投資の下支えが期待される上、「所得が伸び悩む中、金利の低いうちに借金を返す好機になる」(経済ジャーナリストの荻原博子氏)。

 ただ、これまでの日銀の超低金利政策などで、既に大手行の住宅ローン金利は期間10年の固定型で3.75〜3.8%(9月)と昨年4月以来の低水準。また、大手行の変動型住宅ローン金利は2.475%だが、大手行は優良顧客獲得のため過去最低水準の1.075%の優遇金利を提示しており、「これ以上の低下余地は少ない」との見方が出ている。

 一方、預金金利は、1000万円以上の大口定期でも1年物が0.06%(税引き前)にとどまっている。100万円を1年間の定期預金で蓄えた場合、現在でも320円程度(税引き後)の利子しかつかないが、預金金利が低下すれば、ささやかな利子収入もさらに減ることになる。第一生命経済研究所の熊野英生氏は「住宅ローン金利低下のメリットよりも預金金利低下の影響の方が広く薄く及ぶ」と指摘する。

 また、国債買い増しが財政規律の悪化を招くとの懸念から、将来的に長期金利が急上昇に転じ、ローン債務者を直撃する可能性もある。

つまりこういうこと?現状、住宅金利が安いと思い、さらにこの実質ゼロ金利政策によって、住宅金利が下がると思っていたら、実はもうすでに変動の金利は目一杯のところで、金利低下は見込めない。怖いのは変動で借り入れた場合、将来的に現状の長期金利を見直すことが
急激におこなわれる予想がつくために、変動で安い、安いと安易に借り入れると、泣きをみますよ。。。