M-Designの独り言  (宝塚、エムデザイン一級建築士事務所のブログ)

宝塚の建築設計事務所 所長の日々考えること、感じたことを綴ったブログです

カレー大戦争

半年前くらいから、自宅近くにカトマンドゥーカレーなる店ができた。
設計事務所だった2階建ての建物を改装し、壁面に宗教的な、チベットの文様だろうか、顔の絵を描き
カレー屋が出現した。味はインドのホテルのカレーといった上品な味であり、タンドリーチキンも非常に
上品な仕上がりの味である。人気の客単価の高いインド(チベットカレーといっているが、北インドカレー
なんだろうと思う)カレーの店となった。
その50mも離れていないところに、突如、インドカレーの店ができたのである。
オープンは2週間前、一体どういうものを出すのか興味があり、のぞいてみた。
前宣伝では、非常に安く、南インドカレーを出すというふれこみであった。
南インドカレーといえば、バナナの葉を敷き、手で食べるのが有名だが(あの手で食べるやり方を現地人に
学んだが、親指で人指し、中指、薬指で挟んだカレー米を口の方に押しながら食べるのだ)
そういうカレーを食べられるのかと楽しみにしていた。
でも、全く、想像を超えた、まずさで、一気に1週間くらいの期待感が押しつぶされたのである。

しかし、なぜこんな近いところに店を構えるのか???
そういえば、パチンコ店の話を思い出した。はやっているパチンコ店の直近に、出玉を多くした、店を構える
のが、パチンコ店の出店のしかたらしい。まさしく弱肉強食の世界だ。はやっているのだから、客は周辺に
いるはずなのである。
インド人は、本当に、お金に細かい。マレーシアでもお金の両替は、必ずインド人であった。彼らが数に対して
非常に能力のあるのは、よくわかるのである。


しかしねえ、こんなところで、客をとりあってどうするんだろうねえ。
ちなみに私は、インド料理は歩いて20分ほどにある、いいインドレストランに行く事にしているのである。