サーブ土俵際でうっちゃりか
「F1界のドン」サーブ買収に参戦 三つどもえの争奪戦に
自動車レースのF1の放映権などを握り「F1界のドン」とも呼ばれる英フォーミュラ・ワン・マネジメントのエクレストン最高経営責任者(CEO)が、スウェーデンの自動車メーカー、サーブの買収に参戦したことが8日分かった。英BBC放送などが報じた。
オランダのスーパーカーメーカー、スパイカー・カーズやスウェーデンの企業家連合も意欲を示しており、三つどもえの争奪戦に発展した。
エクレストン氏は、サーブのブランドには価値があると判断。フランス自動車大手ルノーのF1継続を支援したルクセンブルクの投資会社と共同で、サーブを傘下に持つ米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)に買収を提案した。(ロンドン=共同) (09:46)