2009年の瀬々敬久監督、妻夫木聡、檀れい主演の致死率の高い(60%)感染症が
日本国内で流行したという想定の映画である。
おそらく、数年前にこの映画を見たら、低いレベルの評価をしていたかもしれないけれど、今の状況下(COVID19の流行中)でこれを見ると、現実とオーバーラップして感動してしまった。
妻夫木、檀共に、医師であり、医療崩壊の過程を経験し、その惨状を目の当たりにしていくのだ。医師のこころが折れるというのであろうか。
武漢で医師がそのハードな仕事のために泣きわめくその姿が、理解できた。
明日地球が滅亡するとしても、今日、私はリンゴの木を植える。
いい映画でした。